ぴあフィルムフェスティバル閉幕(豊島)

こんにちは!もうなんだかすっかり秋の空気ですね。秋は一番好きな季節です。なんてったってご飯がうまい。秋の朝の、凛とした空気感も好きです。これはまだちょっと先だけど、秋の朝、すーっと息をすったとき、鼻の穴の中に冷たい空気が通過するともうすぐ冬だなって感じるのがたまらない。あと私も加藤さんも秋生まれでございます。


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加藤さん、でっかい舞台で一人でタップダンス踊るのとか全然緊張しないのになんで登壇だけはあんなに緊張するのかしら?と思っていたのですがそういうことだったのですね。


色々考えて喋れなくなる、とのことですが、私の場合は逆に色々考えて伝わってないかもと焦ると言葉を上乗せ上乗せしてしまい、喋りすぎてしまうきらいがあります。いつも、あー喋りすぎたなぁ、ってそれはそれで落ち込みます。言葉って難しいなぁほんと。


また、前回のブログで紹介されていたsofabedさんのMV、言葉から解き放たれた(?)加藤さんのみずみずしい踊りがご覧いただけるので、皆様是非ご覧下さいませー!


sofabed「Pencil」

https://youtu.be/sYpeO6L8Bbg


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さて、今日をもちまして第41回ぴあフィルムフェスティバルが閉幕しました。


昨日は表彰式で、私たちの『泥濘む』は賞はとれなかったのですが、なんとなんとご来場いただいた方の投票で決める観客賞の第5位に入っていたとのことでした!!!正直いって、作品の感じからしても、話題性的なところからしても、観客賞は私たちとは全く縁のない賞だと思っていたのでこれは本当に本当に嬉しかったです。


めちゃくちゃ油断していたので、5位は『泥濘む』でした、と言われたときに結構な音量で「えぇ??」と言ってしまいました。加藤さんは離れたところに座っていて、言われた瞬間即座に振り返ってこっちをみようとしたらしいのですが、照明がきつすぎてひかりしか見えなかったとのことです。


もう十分すぎるぐらいの、すごく大きなお土産をいただきました。投票してくださった皆様、応援してくださった皆様ありがとうございました!


それからエンタテインメント賞(ホリプロ賞)の発表時も、議論で話題になった作品の一つとして名前をあげていただきびっくりでした。こちらも本当にありがたいです。


表彰式の後は懇親会があり、入選作品として選んでくださったセレクションメンバーの方々、最終審査員の方々、また一緒に入選した作品の関係者の方々等に作品の感想や意見を伺う貴重な時間となりました。ちなみにわたくし、この日のためにわざわざ名刺をつくったのですが、全部家に忘れてくるという大失態をおかしました。100枚作った名刺、今100枚すべて家にあります。いつも通りのポンコツっぷりに加藤さんにあきれられてしまいました。


『泥濘む』は本当に、映画作ってみよう、って感じで仲間内で作り始めた作品で、もちろん自分たちの中では色々こだわってはいたけど、こんなにたくさんの人にみてもらって、その人たちが感じたことを話してもらえる日が来るなんて思ってもみなかった。


PFFが終わった今も正直なんだか何が起こったのかよくわからないような、不思議な気持ちです。


でも、自分達の半径数メートルのところにあると思っていた作品が、手元を離れて全然違うところから立ち現れてくるような感覚だったり、逆に思っていた以上の近さで迫ってくるような感覚だったり、なんかもはや自分達の所有物ではないようなこの感じは、PFFで上映する機会をいただけなかったら多分体験できなかったものだと思います。


改めて選出してくださった皆様、観に来てくださった皆様に心からお礼申し上げます!


とりあえずこれからも、人の目を気にせず自分達が面白いと思うものをつくっていきたいな~という所存です!それが結果的にどこかの誰かに気に入ってもらえたらとてもハッピーですねー。


さてさて、ぴあを理由にガッツリ文章を書くことから逃げていましたが、タイ旅行編の疲れも癒えてきたので来週は思文会復活させます。次回は【思い出を文章にする会その⑫~おでこカチ割れ事件編】でお送りする予定です。血なまぐさい香りがしますね!お楽しみにー! 


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表彰式後の1枚。同じEプログラムだった『フォルナーリャの聖泉』の桑山篤監督と、『泥濘む』出演者の髙羽快君と。二人とも170㎝くらいある点とですが、ふたりに挟まれると小さく見える…!

点と___web

加藤紗希と豊島晴香による創作ユニット[点と]のウェブサイトです。

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