一週間(豊島)

こんばんは。梅雨、まだ明けてませんね…今日も雨がすごかった。大雨の日は職場の入り口に回避不能な水たまりができるのですごく憂鬱です。

そして九州地方の大雨の被害状況をニュースやSNSでみるたび本当に胸が痛くなります。どうか一日も早く不安がやわらぎ、穏やかな気持ちで過ごせる日が来ますよう。


さっき外でドンパンドンパン音がして、外に出てみたらベランダからめちゃめちゃ花火がみえました。公演が終わってからこの1週間、なんだか気持ちが低空飛行だったのですが(よくある現象)思いのほかすごい元気づけられました。単純。

よくよく考えれば私は幼少期無類の祭り好きだったので、祭り娘の血が騒いだのかもしれません。「がんばろう日本花火大会」みたいなテレビの企画だったようで、「がんばろう日本」みたいなフレーズには正直抵抗あったりするのですが、やっぱ花火はいいよなぁ~と思いました。ビール買っとけばよかった。


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先日の加藤さんのお題に対する写真、スマホで見た際にどこが「寒暖差」なのか理解しておらず、キーホルダーが何かの暗喩になっているのか?いちごもクリームもつめたいよな!?とか思っていたのですが先ほどPCで無事光の色を認識することができました。よくあんな写真掘り出してきたなぁ!


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さて、1週延期させてもらった「演劇を配信して」ですね。なかなか難しいお題です…。

先週の日曜日まで出演していたウンゲツィーファの「一角の角(すみ)」という作品は、演劇の配信ではありますが俳優達がGoproという手持ちのカメラで自ら撮影も担当するという結構実験的な作品でした。なのでカメラを使った実験をしてみて、や撮影しながら演技してみて、などなど単純に「演劇を配信する」という要素以外の部分が多すぎて正直配信する行為がどうだったのかはよくわからない…。会場である吉祥寺シアターの、普段は演技エリアとして使えない場所を自由に舞台にして、なんかみんなで工作するみたいな感覚の毎日でした。


ただ思いっきり配信中のカメラのレンズに目を近づけてのぞき込んだり、自撮りでしゃべったりしたときにはこのレンズの向こうはインターネットという信じられないぐらいデカい世界につながっている…!と思ってなんだか宇宙を覗き込んでいるような気持ちになりました。

あと遠くに住んでいたり、しばらく会えていない親戚に観てもらえたのは嬉しかったな。


私自身実は演劇の配信っていうのに若干苦手意識があって、なんだか外側から傍観してしまうような感覚があったのですが、今回は逆に演劇の中にカメラを入れ込んでみる実験だったのかなぁ…。動物のお話だったので、どうやったって外側からみたら人間なわけで、(そこは逆に人間がやっているという意識は必要というスタンスだった)、動物としてみつめる視点を内側からカメラで演技できたのは面白かったなーとか。


でもやっぱり演技する、という点ではカメラを持って撮影しながら会話したりしていると、レンズの外で起こっていることや、感覚的なものをキャッチしにくいもどかしさもあったり。どういう自意識でやるのか迷ったり。


とにかく映像と演劇・録画と生配信・レンズの視点と肉眼の視点・相手を見つめる視点と観察する視点…などなどちょっとまだ消化しきれていないぐらい考える要素が多くてとても勉強になりました。まだ色々わかってない。

かなりハードだったけど、ただできたものを配信するのではなく、配信でしかできない作品を個性豊かな人々と創作できたのはとてもエキサイティングでした。


…こんな感じでご勘弁願えますでしょうか…!


ちなみに無料配信が明日までです!まだのかた、YOUTUBEでアーカイブみれるのでぜひぜひ観てください!!それでは~~!


↓連ドラ演劇『一角の角』アーカイブ

お魚を炊飯器で米とともに炊いてみました。これから食べます。お味やいかに…!(炊飯器汚いのはご愛敬)


来週のお題は「泳ぐ」でお願いします!

点と___web

加藤紗希と豊島晴香による創作ユニット[点と]のウェブサイトです。

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