本番中です(豊島)

こんばんは!前回「今度は土曜日にあげます」宣言をしてしまったのちに次の担当日(今日)は本番中であることに気づきました笑


今日は雨の中2公演あってまぶたが落ちる寸前ですが、言ってしまったものはしょうがない…!ので宣言通りアップします!演劇については次回またゆっくり書きたいと思います。


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餃子めちゃめちゃ美味しそう、、私は実家の餃子が大好きなのですが、以前加藤さんが実家に遊びにきた時には餃子パーティをしました。加藤さんは本当に餃子ずき。


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■連続ブログ小説■

ついに目標の第10回ですが、まだ行けそうなのでとりあえず続けます笑

お題は前回に引き続き「野菜炒め」です。どうぞー。

( 前回分はこちら )


【 10 】

「ここはうちの田んぼだから、そのバナナはうちのダァ!」


そのおじいさんは、カゴいっぱいにバナナや、巨大な芋のようなものや、色とりどりのフルーツを抱えて歩いてきました。


「ごめんなさい!野生なのかと」


妹はバナナの葉っぱからのそのそ出てきて言いました。


「まぁまぁ、たくさんあるからいいけどもさ。いちンチでこんな取れちゃうんだもん。びっくりダァ」

「え、一日?」

「そうだよぉ。昨日朝起きたらこうなってたんダァ。前の日まで田んぼだったんだから。何が何やらさっぱりダァ。でも取れるもん全部うまいから、しばらくはこれでいいかつって母ちゃんといっててさぁ。」

「これって食べられますか?」


妹が青いバナナを地面から拾い上げて言いました。


「こいつは炒めると美味いんだぁ。ニンニクと炒めるとさぁけのつまみに最高!びっくりダァ」

「うわーヨータローでビール買ってこようかな」

「お、お姉ちゃん飲めるのぉ?」

「大好きです」

「あんたたちどっからきたの」

「みどり町から」

「車でか」

「いや、チャリです」

「チャリンコ?そぉりゃ大変ダァ!昼飯食ったか」

「いや、まだです」

「この暑さだもん。食わなきゃ倒れちゃうよぉ。今からうちくっか。バァさんにバナナ炒めてもらおう」

「え、いいんですか!行きます行きます〜」


大人になっても、やっぱり妹は妹だ。この子といると、計画通りには進まない。けれど私も大人になった。あの頃みたいに、一人っきりで、自分だけのペースで行くのでなく、今日はこの子と歩いてみよう。不思議とそんなふうに、今、感じているのです。

演劇の会場である図鑑houseのお庭になっている金柑をいただいて金柑シロップをつくってます。もうすぐ食べごろ!

点と___web

加藤紗希と豊島晴香による創作ユニット[点と]のウェブサイトです。

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