新企画始動します。(豊島)

こんにちは!めっっっちゃくちゃ、寒いですねーーー!!!

だけど毎日天気が良い。

天気が良い日に洗濯をするのが大好きです。

我が家は東向きなので昼過ぎにはもう日陰になってしまうのですが、午前中家にいられる日に朝起きて晴れていると嬉々として洗濯機をまわします。

(大抵朝7時30分くらいには家を出ているので、たまの休みに晴れている確率はかなり低いのです、、7時30分より前に洗濯物をほして出かける元気は私にはない…)

そんな中、たまたま今週は朝ゆっくり家を出られる日も多く、毎日晴れているので日々洗濯したり布団を干したりしています。最高!冬は空気が澄んでいるから空もスカッと青くて気持ちいいですね。でも寒いのはつらい。


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加藤さん、しばしば仕事前にサウナにいくそうですね…信じられない…。

私サウナなんていったら体がポッカポカになって、のどカラカラになって、売店でビールの誘惑に負けて、プシュッツとしちゃって、酔っぱらって、そして試合終了です。仕事いけない…。


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さてさて!点とブログも開始して1年が経過したということで…新しい企画を始動いたします!!!


題して…


………。


…うーん、企画名は思いつかないので加藤さんに考えてもらうことにします!すみません!!私、タイトルとかつけるのが本当に苦手なのです。。。


内容だけ説明すると、

① 相手に何か一つお題をなげる

② ・加藤さんはそのお題をテーマに写真か動画を取ってくる

 ・豊島はそのお題をテーマに文章を書く(エッセイでもフィクションでも可)

③ 相手に何かまたお題をなげる

という感じで進めていきたいと思います。


写真も文章も、お題と少しでもかすっていたらOKというルールにしまして、自由度の高い感じでやっていきたいと思います。(二人とも作りこんだもののときもあれば無理矢理結び付けましたみたいなときもあると思われますがご容赦ください~あと文章は長いときもあればめちゃめちゃ短いときもあります)

【今回のテーマ・「売り切れ」】

加藤さんにこの企画を相談していいねーっとなり、早速もらったテーマは「売り切れ」。

加藤さんおススメの花粉症対策の薬が色んなところで売り切れており、ようやくネットで見つけた加藤さんが私に教えてくれたのでした。(買いました)

売り切れにまつわる日々のエピソードが対してなかったので、フィクションで考えてみました。どうぞ寛大な気持ちでお読みください…!

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「売り切れ」


「売り切れ」という名札を貼られた私は、ここにいるのに、売り切れているというなんとも言い難い状況を生きることになった。


売り切れているというのは、どこかの誰かが、すでにわたしを見つけて買ってくれた、ということだけど、それでも私は事実今ここでひとりぼっちなのであった。


公園へ行っても、駅のホームで電車を待っていても、川沿いの道をジョギングしていても、人々はわたしをチラッと見てはガッカリしたような顔で目をそらして去って行く。ため息をつく人、顔をしかめて舌打ちをする人すらいる。そんなとき私は追うことも、話しかけることもできない。


なぜって、なぜなら、私は売り切れているから。



ある日、いつまでたっても終わらない工事現場の脇を歩いていた私のもとに、一人の小さな女の子がかけよってきた。女の子は私から目をそらさない。きっとまだ「売り切れ」という文字が読めないのだろう。そこへ彼女の母親が近づいてくる。


「よっちゃん、いこう」


そう言って、母親は女の子の手をとった。


彼女は手をふりほどく。


「ほらよっちゃん、売り切れだから。もうないのよ。」


その瞬間、


「いやーーーーーー!!!!」


女の子は、突如すさまじい声で叫んだのであった。目からは大粒の涙がボトボト、ボトボトと零れ落ちている。


「ほしいーーーーーー!!!」」


困りはてた母親は女の子の手をひっぱってその場から連れ去ろうとするが、女の子は地面に寝転がり、手足をバタバタさせながら泣き叫ぶ。目からすごい量の液体がボトボト、いやもはやジャージャーと、途切れることなく噴出している。


そのうち女の子の涙は水たまりとなり、水たまりはどんどんどんどんひろがっていく。


彼女の叫び声は空間に響きわたり、工事の音をもかきけし、工事現場の向こうがわにある公園の木にとまっていたムクドリの大群が今一斉に飛び立った。


水たまりが、もうすぐ私の足に触れそうだ。ちなみにずいぶん前から母親の足は涙に浸ってびしゃびしゃだ。



よっちゃんと、母親と、私。全員がこの一つの水たまりにとらえられたとき、この小さなしょっぱい湖にみんなお揃いで足を浸したとき、もしかして何かが起こるのだろうか?わたしたち、3人に、何かが起こったりするのだろうか?


全然わからないけど、今、息をのんで、その時を待っている。(終)


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いかがでしたか?時間かけすぎると続かなそうなのであんまり練っていない、という言い訳をしておきます…今回は思ったより長くなっちゃいましたすみません!


加藤さんへのお題は、「頭痛」にします!なぜなら私が現在頭がいたいからです!初回なので、あえて写真にしにくいものにしてみましたー。私もどんなものを撮って来てくれるのか楽しみにしてまーす。では!




秋に植えられた近所の畑の野菜がなんなのか一向にわからない、、大根?でも本体が見えない、、、

点と___web

加藤紗希と豊島晴香による創作ユニット[点と]のウェブサイトです。

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