聞き耳を立てていた(紗希)

こんにちは。先日、お友達と自転車でふらふらと走りました。桜が箇所箇所で咲いていて、花びらが降ってきていて、十分に満足な花見となりました。(外にずっといるのが耐えられない性分)

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前回の記事、豊島さんがバイトリーダーのおじさんに「筋がいい」と褒められ、スカウトされた、というところにぐっときました。後編も楽しみです。
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この間、美容室に行ったんですね。
ここのところ、お知り合いに紹介してもらって一緒に髪を切りに行っているのですが、自分のカットが終わって受付横のスペースでお知り合いを待っていたときに、受付の方と少し揉めているような方(お客さん)がいました。
その方は「もう帰ります」と言っていたのですが、「でも代表が直接話したいと言ってるので少々お待ちいただけますか」と受付の方。その方はソファに腰を下ろしました。なんだか、その方は怒っているようで、でも泣きそうな張り詰め感で。わたしはお知り合いを待ちながらもなんだか気になってしまいました。(聞き耳すみません)
そこから10分くらい待っている間に、予約で来た方たちが店内へ入ってきては次々と呼ばれ案内されていきました確か5名ほど。(どきどき。その方が怒り出しちゃったりしないかなあ。。。待ってるから代表さん早く来て〜〜。。。)

というところに、代表の方がすっといらっしゃって。「あら〜素敵になったじゃないの〜」と、ふわりと軽やかに且つにこやかに、その方に声を掛けて隣に座ったのです。その方は「でも、こうしてほしいって言ったやつと違う気がするんです。いつもはこうしてもらってここに気をつけてもらってるのに違う。」と少し震える声でお話していて。携帯を見せて「こういう風にって言ったんだけど違いませんか?」とか。
それを聞いて胸がぎゅーってしたんですよ、苦しいな、と。

美容室でオーダーしたのと違う髪型になった経験はわたしもあるし、その自分を見て全然気に入らなくて哀しくなるのも、でも切られすぎちゃったりしていたらすぐに取り返しが付かないからどうにも出来ない、けれど、その気持ちを伝えてどうにかなるのなら。。。聞いていて苦しくなりました。

でも、それを言われた方のお気持ちにも共感して。自分は良いと思っているし、信頼している部下の方に仕事を任せてその対応がお客さんには届かなかった。。。
お客さんからどばどば〜っと不安が漏れそうになっている中、あくまでも真摯に話を聞きながら、お客さんの背中に手を当て、「こっちで話聞こう〜」と言って、カットをするスペースへと案内していたのでした。
なんだか、そのやり取りが颯爽とと言いますか、とっても鮮やかで印象的だったのです。対応の仕方がとってもかっこよかったのです。

事の顛末は知らないのですが、その方が笑顔で帰れるといいな〜と願いながら、店を後にしたのでした。
自転車仲間の望月めいりちゃんと!

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