怒涛の2週間(豊島)

おはようございます。日曜日です。土曜日更新担当なのに、日曜日です。ごめんなさい。


昨日は、加藤さんと二人でsofabedさんのMV撮影のためのロケハン(先日の撮影に加え、もう一か所で撮影します)をしてきました。今回はとある素敵なお宅の一角を撮影地としておかりするのですが、そちらの家主さんが美味しいご飯をごちそうしてくださり、そして美味しいお酒まで飲ませてくださり、ものすごーく素敵な時間を過ごした結果へべれけで帰宅して今に至ります…。帰ったらブログ書こうと思っていたんですが、即寝ました…ギリギリまでためるとこうなりますね…ごめんなさい。


---


さて、加藤さんのブログでもご報告したように、点と結成のきっかけにもなった映画『泥濘む』がぴあフィルムフェスティバルで入選いたしました。びっくりです。ありがとうございます。制作過程については加藤さんが書いてくれたので、私は入選が決まった日のことを…。


入選の連絡をいただいた日、私たちは朝から保育園でワークショップをやっていました。加藤さんのお仕事に、アシスタントで私がついていった形です。

もうそれはそれは元気いっぱいの子供たちと、ダンスを踊ったり、チームにわかれて創作をしたり、私たちも汗だくになりながら楽しい時間をすごしていたのですが…とある創作の発表のとき、突然バックミュージックで流していた音楽が止まってしまいました。スピーカーには加藤さんのスマホをつないで音楽を流していたのですが、止まった音楽のかわりにアラームみたいな音が鳴っています。


子供たちはそのまま発表してくれていたので、加藤さんは引き続きそちらを見ていたのですが、この音楽を再開させるのはアシスタントである私の役目!焦りながらスマホへ走っていったところ、アラームではなく電話の着信です。やばい電話じゃん!とテンパったのですが、発表中で加藤さんに話しかける空気でもなかったので、えいや!と自己判断で切電。しかし切電しようとしたら「今電話にでれません」「運転中です」みたいな謎の3択のメッセージが。なんじゃこりゃ!一刻も早く音楽を再開せねばという焦燥感に駆られていた私はとりあえず無難そうな「今電話にでれません」を選択し、電話が切れて音楽が再開…ホッ。


そして、安堵した結果電話がかかってきたことも、このメッセージを選択してガチャ切りしたことも一瞬にして忘れ、ワークショップ終了後加藤さんとお昼食べて、喫茶店でお茶までしたのに本人に何にも伝えずに解散。


そうです、これがぴあのディレクターの方からの電話だったのです…。


後から聞いたところ、3択のメッセージを選択すると先方にショートメールが送られる仕組みになっていたらしく、何も知らない加藤さんは自分の携帯がメールを送っていたことをぴあの方から初めて知らされるという…ごめん。


ちなみに入選した監督は発表日まで近しい人にも口外禁止という決まりになっていたものの、二人で作った映画ということで加藤さんが担当の方に許可をとり、私にはその後すぐに電話してくれたのですが…

電話にでたところ、加藤さんは何かに追われているのでは!?というような荒い息で「やばい!やばいやばいやばい!やばいやばいやばいやばい」しか言わず、しかもそこで一回電波が途切れたので、電波が戻って入選のことを聞かされるまではまじで本当に恐怖の時間でした…。どこかで何かが炎上したとか、誰かをブチぎれさせたとかかと思って自分の行いを全力で振り返りました。今年イチ怖かったです。


そんなこんなで、そこからはsofabedさんの撮影第一弾のほうのロケハンや小道具づくり、実際の撮影やら7/1の入選作品発表、方々へのご報告などなど怒涛のような日々でございました。バタバタだった。


9月の上映に向けて、これからも色々と『泥濘む』についてのコンテンツを増やしたり、紹介の記事を書けたらなぁと思っているので、是非ご注目いただければ幸いです!


それではまた!


---

加藤さんから恐怖の電話がかかってきたときにいた板橋熱帯植物園でみたチンアナゴ。

永久に見てられるなと思いました。

点と___web

加藤紗希と豊島晴香による創作ユニット[点と]のウェブサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000