別れと。(紗希)
こんにちは。先週はすみません。まだ考えるととても悲しい気持ちになりますが、涙の量はだいぶ減りました。
別れはつらいです。
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アンモナイトパラダイス、というタイトルでまさかあんな内容だと思わなかったです。なんか別のパラダイスかと思いきや、まんまでしたね。興味がないと、見抜かれている。。。。
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別れ、この週末も別の別れがありました。
冒頭の写真です。
通って4年になる離島の仕事です。小学生の演劇の指導とダンスの振付をしています。
伊豆諸島にある利島(としま)という小さな島なのですが、夏には豊島さんとも行ったので何度か書いていると思います。
10月中に2回訪れ、練習をして、先日本番を見守りに行っていました。(ちなみに小学生は21人で、1年生から6年生まで全学年で1つの演目をやるのです。)
4年目ともなれば、小学校1年生が4年生に、小学校6年生が中学3年生になっていて。毎年子供たちの成長には驚くことばかりですが、今年はさらに感慨深いものがありました。
教育熱心な先生方の指導の元、学ぶ姿勢がとても素敵な子供たちです。
今年の劇はコメディということで、動きの面でも台詞の面でも工夫をしながら皆で作りました。本番はもちろん素晴らしく、一人一人がしっかりと練習に取り組んだのが痛いほどに分かり、大感動でした。
そして、冒頭の写真です。
本番が終わった翌日に船で帰るわたしたちを子供たちと先生がお見送りに港まで来てくれました。
一緒にウミガメを見たり、写真を撮ったり、手紙やプレゼントをもらったり、段々と近付く別れの時間まででき得る限り触れ合ったつもりですが、全然足りず、船が来てしまいました。
この瞬間は寂しくて寂しくて、子供たちに声を掛けながらもぐっと涙をこらえ、「また会おうね」と言うのが精一杯。(最終的にこらえられなくなるので、握手とかで精一杯)
というのも、来年には島を去ることが決まっている子供たちも何人かおり、来年またわたしが同じように行っても確実に会えるとは限らないのです。
高校がない島なので高校に上がる際は別の土地に行かなくてはいけなかったり、親御さんの転勤なども仕方のないことだとは分かりますが、なんとも寂しくて。あとはどんなに仲良くなった先生も異動があるので、絶対にいる保証もなく。
会おうと思えば会えるのかもしれないのですが、ここではもう2度と会えないのかも、とそんな風に考えるととても寂しいので、なるべく考えないようにするのです。
(あと、一時的な別れも寂しい)
何年経ってもこの別れは慣れないのです。
みんな、元気でいてね!!!!!
これ以上書くとさらに寂しくなるので雑な終わり方ですが、また。
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