「部屋から出てください」(豊島)

完全に冬になりましたね…寒いよぉ…今年は例年よりストーブやヒートテックに頼るタイミングが早い気がするのですが、今年がいつもより寒いのか、それとも私が寒さに弱くなっているのか・・・。

あと最近寝ても寝ても眠い。わたし一度にあんまり寝過ぎると次の日全然寝付けなかったり、眠りが浅くなったりするのですが、最近は無限に寝られる気がします。

でもそういえばこれは毎冬恒例かも・・・冬は体を温めるためにエネルギーを消耗するのか・・・??

これを書いている今も気を抜くと寝そうです・・・。(結局この文書いたあと15分くらい寝ました笑)


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点と、無事12月の撮影も終わりました。11月に引き続きスタッフさんも同じ方々に参加してもらっているので、チームという感じがしてとても楽しいです。皆さんにもそう思ってもらえているといいな・・・。

自分の書いた台詞を、俳優さんたちが生き生きと喋ってくれている姿を見るのもとても嬉しい。ありがたいです。編集したものを見るのが楽しみ!


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今週のお題:「部屋から出てください」※めちゃ長くなりましたすみません。


自分のTwitterでもつぶやいたのですが、先日部屋にどでかいカメムシが出没しました・・・。


私カメムシって子供の頃から本当に嫌いで、小さいサイズでも結構嫌なのにほんと親指の第一関節よりでかいんじゃないかっていうサイズのやつが部屋の壁の上の方に止まっていたのです。


思えば数ヶ月前にベランダのプランターにでかいカメムシが止まっているのを発見し、育てている野菜に虫除けのお酢をふりかけまくったのですが、その翌月くらいに窓と網戸の間にまたでかいカメムシがくっついていたのを放置したんですね。ググったらカメムシって半年くらい生きるらしいので、今回のも含め全て同一人物じゃないかと思われます・・・。というかあのデカさのカメムシが多数出没しているとは考えたくない・・・。


最近寒かったから、多分エアコンのダクターから侵入してきたのか、もしくは私が窓を開けている隙に入ってきたのか、全くわからないですがとにかく気づいたら壁の上部を歩いていたわけです。


カメムシの習性なのかなんなのか不明ですが、やつはとにかく、壁の上部をひたすら右方向にまっすぐ歩き続けておりました。よって、部屋の角に到達すると、そのまま隣の壁に移行して歩き続けるわけです。私は考えました。どうにかして部屋から出さねば。だけどとにかく、ベッドの上に落ちることだけは何がなんでも避けたい・・・!


<作戦その1・・・カメムシの進行方向にビニール袋のトラップを設置>


カメムシが歩いてくる方向にビニール袋の入口部分をしっかりと貼り付け、袋と壁の違いに気づかないカメムシがそのまま歩き続ければ自動的に袋の中に収まるという作戦。袋の底はやや下の方向に垂らし、底に到達した瞬間入り口部分を掴んで確保!という算段であります。


私はもしカメムシが危険を察知して飛んだりした時のために、キッチンに避難して、遠目からやつの動向を見守りました。



・・・よし、近づいていく。バレてないぞ・・・!お!だんだん袋の中に入っていく!!これは作戦成功か?・・・でももうちょい奥まで行ってくれないと怖くて袋剥がせないな…もう少し・・・いけ!・・・いけ!!


・・・しかし、途中でカメムシは異変に気付いてしまったのです。少し進んでは、止まる。ちょっとまた上に上がっては止まる。また袋の中に入ろうとして、止まる。


そしてやつはなんと袋から脱出し、進行方向を180度変えて今来た道をひたすらまっすぐに逆走し出したのです・・・!


ちきしょう!!!!思ったより賢いな!!!!


そして、私は決意しました。


<作戦その2・・・中学生以来の、虫捕獲マシーンを作成>

※参考:【思文会】その⑨~オリジナル虫キャッチャーと気になるあの子との再会編(前編)(後編


当時は虫が床にいたので傘に1mの物差しをつけて、その先に牛乳パックをつけて上から被せて確保、という方式だったのですが、今回のホシは頭上を歩いているカメムシ・・・。牛乳パックを被せたところで、ずらせば最悪顔に落下してきます。


どうしたものか・・・考えていると、私の脳裏に愛しき甥っ子の姿が浮かんできました。そう、甥っ子のために虫取り網を振り回して蝶やバッタやトンボを捕まえまくったあの夏の日を・・・!


そして完成したオリジナル虫キャッチャー2号がこちら。




針金ハンガーを一つ犠牲にし、虫取り網のフレームを作成してそこにビニール袋を装着。これにより、カメムシが袋の中に落下した瞬間虫取り網のようにフレーム部分を返せばカメムシは逃げられない構造!


でも針金ハンガーだけじゃ短すぎるから、定番の物差しを持ち手の部分に装着しました。


震える手で物差しを握りしめ、フレーム部分をかぱっとカメムシの上に被せます。フレームを小刻みにスライドさせ、なんとかカメムシを袋の中に落とそうともがく私・・・お願いだから、大人しくいうことを聞いてくれ・・・・!


ぽろり・・・


ついに足を滑らせ、ビニール袋の底へ落下したカメムシ。すかさずフレーム部分をくるりと反転させ、出口を塞ぐ私!


よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!



ーこうして、見事でかカメムシを確保することに成功。

その後は、ベランダの外へ向けてビニール袋をブンブン振り回し、カメムシは自然に返っていきました・・・。(そのまま飛べずに落下して死んじゃってないことを祈る)


空っぽになったオリジナル虫キャッチャー2号を見つめ、静かな充実感に包まれながら部屋に戻った私なのでした。(完)


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次のお題は「確保」でお願いします。


点と___web

加藤紗希と豊島晴香による創作ユニット[点と]のウェブサイトです。

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